【能登応援旅レポ1】輪島市で訪問演奏(二胡・ギター・ウクレレ)

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2025/9/12(金)、13(土)の2日間で月ノ海+音友の佐藤さんの3人で能登へ演奏に行ってきました。

早朝03:30。まだ暗い中出発。

途中土砂降りに遭いながら、山々にかかる雲海を堪能しながらの道程。

輪島へ向かういつもの道が最近の雨による土砂崩れで通行止めとの事前情報で、今回は「のと里山海道」へ。

高速道路ですが地震で大規模な陥没などがあり、4箇所ほど進行中の工事による片道通行となってましたが、復旧に向けて頑張ってる姿が見られました。

今回初めて災害ボランティア車両として、高速道路の無料措置を利用しました。事前申請しておいて「災害ボランティア車両高速道路通行証明書」を取得・印刷し、料金所で提示すると通してもらえます。

🔽申請についてはこちらから

災害ボランティア車両の高速道路の無料措置について

ただし、高速ゲート通るたびに証明書の確認や書類のチェック・書き写しなどでけっこうな待ち時間が発生しますので、移動の所要時間に見込んでおくと安心です。

さて、訪問1箇所目。

⚫︎災害公営住宅「輪島市鳳至町第1団地」集会所

地震で閉校となってしまった小学校のグラウンドに建てられた仮設住宅の一角。

それでも集会所が併設されるようになったことに安堵しました。

実は地震発生の半年後、初めて能登訪問した当時に建てられた仮設住宅には談話室や集会所がなく入居者が集って団欒・憩える場所が無かったんです。それで仮設住宅に訪問したくても活動できる場所がないために公民館や閉園になった保育園などを会場に活動してました。

今回の訪問で今は皆さんが集まれる場所があることを知れて嬉しくなりました。

ただお話をきくと、やはり仮設住宅での生活が長くなると狭い場所で娯楽もなく、気持ちも塞ぎがちになり、集会所(または談話室)へも出てこられず引きこもられてしまう方も多いとのこと。顔が見られないと元気でいるのかの確認もできません。皆が家から出てくるきっかけが欲しい、音楽なり何か楽しいイベントなどがあれば皆が足を運んで集まるきっかけになるからありがたいとのお話を伺いました。

⚫︎南志見公民館

輪島市南志見地区は豪雨による川の氾濫で大きな被害を受けた場所です。

前回に続いて再訪問です。

こちらに向かう際に途中豪雨に遭遇。

携帯がビービーなって「土砂災害情報レベル4」との通知。

土砂崩れの傷跡がそこかしこに痛々しく、最近の連日の雨でさらに緩んでいるであろう道路をまさに走っている最中の強雨と警報は怖かったです。

けっこうな強雨で午後の演奏は中止かと思い、じゃあ場所はとってあるから練習時間にしますか、と思っていたらありがたいことに小降りに!

窓から外を見ると隣接の仮設住宅から傘をさしてこちらへ向かう何人もの方々の姿が。。。嬉しくて小躍りする私(笑)

皆さんと会話を交えながらの演奏会はとても心温まるものでした。

⚫︎輪島市南志見のゲストハウス「ココハオダヤ」

#ココハオダヤ

住所:石川県輪島市小田屋8-1

予約:080-8993-0258

運営法人:奥能登元気プロジェクト

宿泊費:6000円/一人

とてもクリーンで木の温かみがある空間。居心地よかったです。

キッチンも使えてリビングがオープンスペースとなっています。

近隣に飲食店がないので同系列の食堂「ココハサトマチ」で夜のお弁当と翌朝の朝食おにぎり予約しておきました。

しっかりした味付けでとてもおいしかった!!

お風呂ですが宿から輪島市内に向かって車で15分の距離にねぶた温泉あります。

一点、道中に難あり。以前の豪雨による土砂崩れが海岸まで達しているのですが、その辺りの海は地震で大きく隆起して海底が地上にもち上がっており、結局のところ土砂を片付けるより早いと隆起した海岸上に迂回路を作られている場所があります。

ここは道は新しいですが、低いので雨が降るとよく通行止めになるようで注意が必要です。

私たちは深く考えず雨降る中呑気に温泉に行き運良く戻れましたが、下手すると荷物が宿にあるのに通行止めで戻れなくなる可能性がありました。いつまた災害が起きてもおかしくない状況、常に警戒して行動しなくてはと反省しました。

ちなみにゲストハウスはお風呂ついてました!

その後はリビングでくつろぎ、飲み、談笑し、演奏。

外は虫の声。時々雨。

そして夜はふけていく・・・

続く・・・

投稿者プロフィール

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和花二胡奏者&ヒーリング整体&アーティスト
・ヒーリング整体や二胡演奏、アートを通して心と身体の健康を応援します。
・高齢者施設等へのボランティアの訪問演奏承っております。
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