砥鹿神社奥宮へ登拝|御神体・本宮山を歩いて「山に呼ばれた」と感じた一日

本宮山第一神域の堺の青銅色の鳥居

先日、愛知県豊川市にある砥鹿(とが)神社へ参拝してきました。

砥鹿神社は三河国一之宮。
大己貴命(おおなむちのみこと)をお祀りする神社で、山麓の「里宮」と、本宮山の山頂に鎮まる「奥宮」「二所一体」の神社として知られています。

本宮山は、古くから神体山として信仰されてきた霊山です。

この参拝には、最初からひとつの不思議な流れがありました。

麓の里宮で感じた、いくつもの歓迎

まずは麓の里宮へ。

神社の入口で写真を撮ると、眩しくも美しい光線が入りました。

虹色の強い光です。

この時点で私たちのテンション上がりました(笑)

その先には欅や楠の大木に囲まれた静かな境内が広がります。

境内に入ってすぐ、巫女さんを見かけました。

そして本殿に着いたところで、太鼓の音とともに神楽が厳かに始まりました。

さらに巫女舞まで始まり、しばらくその場で拝見することに。ちょうどお祓いを受けられ方のタイミングに居合わせたようです。

ゆっくり参拝を終えてお守りも購入し次に向かおうとすると、ちょうど終わったのか、神主さんと巫女さんが歩いて行かれるのにまた居合わせました。

入口での光。

境内に入ってすぐの巫女さん。

本殿に着いたタイミングで始まった神楽と巫女舞。

そして参拝後にも巫女さん。

いくつもの出来事が重なって、私たちは、

「歓迎していただいているのかな」

と、嬉しい気持ちになりました。

「歩いて登ってきなさい」

里宮を参拝した後、いよいよ奥宮へ向かうことに。

奥宮へは車でも行けるので、最初は車で行くつもりでした。

「上まで車でいって、上から周辺を1時間ほどゆっくり散策しよう」

そんなふうに考えていたのです。

ところが、一緒に行った友人は、スピリチュアルメッセージを受け取れる人。

車でよいですかと一応確認するね、と上に聞いてみると、

「歩いて登ってきなさい」とおっしゃってると。

そこで、

「車ではだめですか?」

と何度も確認してもらいました。

でも返ってくる答えは、

「歩いて登ってきなさい」

でした。でも暑い夏に軽装できた私たちは

「では、今日は車で行って、後日登山装備を整えてあらためて登るのでは?」

と聞いてもらっても、

「本日登りなさい」

とのこと。

何度確認しても答えが変わらないので、

「これは今日のタイミングで登ることにもうなっちゃったみたい」

とのこと。

顔を見合わせて覚悟し、予定を変更して登ることになりました。

コンビニでタオルや補給品等を急遽購入。

二人とも一応シューズ。本当はトレッキングシューズが良いし、山を甘くみてると怒られそうな装備だけど仕方ない。これで行くしかない(苦笑)

ウォーキングシューズの足元写真

標高差約700m。きついけれど、一歩ずつ

本宮山の標高は789m。

……きつい(笑)。

でも、友人からは、下から自分の足で登っていくことで、その過程の中で不要なものを落としてもらったり、必要なエネルギーの調整が入ったりしてる、との解説を聞き、その言葉を信じてただひたすら登る。

でも、実際、確かに、途中で背中や肩周りがやたらすっきり!!

足は疲れるのだけど体は軽くなっていく不思議。

そんなことを思いながら、一歩一歩登っていきました。

車で行けば短時間で着くところを、

汗をかきながら、

時間をかけて山を登る。

今回の参拝では、その過程そのものにも意味があるのだと身をもって学ばせていただきました。

「これより第一神域」

休みながら2時間以上かけて登った先で、今まで見たことのない青銅色の、厳かな鳥居が見えてきました。

かっこいい!

近づくと傍に

「これより第一神域」

という立札。

神域への堺に立つ、青銅色の美しい佇まいの鳥居。

鳥居の内側には、立派な磐座。

本宮山第一神域の堺の青銅色の鳥居

まださらに上へ登っていくようなのですが、その場所から明らかに空気が変わっていました。

鳥居をくぐるのに少し躊躇するくらい、荘厳な雰囲気。

鳥居の外から向こう側を除いても、明らかにそこから違うのを感じる。

「ここから先は、違う場所なんだ」

次元の境を越える

そんなことを感じました。

途中で枝を拾って杖にして登ってきたのですが、

この先は杖をつくのも何か申し訳ない気がして

鳥居の前において行くことに。

荒魂を祀る荒羽々気神社と、突然の霧

さらに登っていくと、大己貴命の荒御魂をお祀りするお社がありました。

そこに到達すると、遠くで雷鳴が響き、急に霧が出てきて包まれ、

あっという間に辺り一面が真っ白に神秘的な風景になっていきました。

霧に包まれた荒羽々気神社

いかにも神域という雰囲気に二人とも大感動。感嘆。

空気そのものが違って荘厳な空気感、いかにも神域、そんな空気が感じられました。

その先に現れた、奥宮への階段

さらに霧の中を登ったところに、立派な階段が現れました。

ようやくの奥宮。霧に包まれたお社に続く階段。

その先には、立派なお社の屋根が見えました。

砥鹿神社奥宮へ続く霧に包まれた階段

記憶に残る限り過去経験のない厳かさで、普段なら、素敵な場所に行けば写真をたくさん撮りたくなるのですが、奥宮では写真を撮ることが憚られました。

階段下でしばし佇み、眼前のその厳かな光景を、その場の空気を感じる時間をとりました。

少し霧が晴れてお宮がはっきり見えるように。


奥宮の写真は撮っておりません。
素晴らしい社殿で、祝詞を唱えさせていただき、無事参拝を終えました。

雷鳴とともに、龍神様の歓迎の雨

そして参拝を終えた頃――

雷鳴が轟き、かなりのザザ降りの雨が降り始めました。

帰りの山道の足元が心配になるほどの雨。

でも、私たちは、

「龍神様の歓迎の雨だね!」

と、むしろテンションが上がりました(笑)。

もちろん、下山は慎重に。

けっこう降ったので濡れた岩や枯葉、水たまりによる悪路を心配したのですが、

ところが、生い茂った木々が雨をかなり遮ってくれたおかげで、思っていたほど足元がひどい状態になることもなく、無事に下山することができました。ありがたい!!

下山の途中もまだ霧に包まれ神妙な雰囲気でした。

山に呼ばれて、登った一日

今回の砥鹿神社への参拝は、今まで経験した神社参拝とは少し違ったものでした。

「神社へ行った」というより、

山に呼ばれ、
今の自分たちに必要なご縁と調整をいただくために
奥宮へ向かった。

そんな感覚です。

最初は車で行くつもりだった奥宮。

それが、

「本日、歩いて登ってきなさい」

というメッセージによって、急遽、自分の足で登ることになった。

里宮で感じた、いくつもの歓迎のサイン。

さらに、実際に山を登る中で出会った景色や空気。

標高差約700m。

「きつい……」と言いながら、超運動不足の二人、

励まし合いながらの登りは結局2時間半かかりました(笑)。

でも、今思うと、その一歩一歩も含めて今回の参拝だったのだと思います。

無事に奥宮まで導いていただいたこと。

そして、素晴らしい神域、神妙な霧の神域を体験させていただいたこと。

静かに、ありがたく受け取って帰ってきました。

砥鹿神社、本宮山。

またいつか、呼んでいただける時があれば、訪れたいと思います。

ありがとうございました。🌿⛰️✨

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