王家の紋章〜小説・漫画が私の人生に与えた影響その1
マンガ・アニメ・ゲーム、これらの影響って本当にばかにならない。映画や小説もね。今日のテーマは漫画だけど。
最近の日本刀ブームの火付け役はゲーム「刀剣乱舞」だってご存知でしたか?。東京国立博物館や京都国立博物館といった場所でなぜか「きゃあぁ♡」と黄色い声があがる。
先日ブログ仲間がその様子を記事にしていたので読んだけど、ほんとに凄い。ゲームが火付け役で日本刀がブームになって、全国で刀剣展が開催されて大賑わいだというのだから、博物館もびっくりですよね。それにきゃあきゃあ言ってる女子を侮ると痛い目をみる。彼女らはけっこうマニアックにしっかり刀剣の勉強をしているからすごい。
(ブログ仲間の記事はこちらから。)
漫画のキャラに憧れてその道のプロになってしまう人もいる。気に入った漫画にでてきた物を作りたくて、実際に開発して作ってしまう人もいる。ある意味社会の原動力になってるよね。
そういう私も、例に漏れずけっこう漫画に人生影響されている一人です。面白いからいくつかご紹介しましょう。
その1:漫画『王家の紋章』
これは現代の財閥の娘キャロルが、その兄が発掘して見つけた王墓の呪いで古代エジプトに飛ばされ、その先で紆余曲折あった後ファラオに熱愛され王妃になるというストーリー。私が小学生の頃に読んでいた本だけど、実はなんとまだ連載中。最近は読んでいないけど60巻くらいはいってるはず。
それはともかく、小学生の頃にそのファラオ(王)メンフィスに憧れ、いいなー私もキャロルみたいに古代エジプトに迷い込めないかなーなんて本気で思っていました。
しかし、妄想だけでは留まらない。中学くらいになると考古学の本を読み漁るように。当時の夢は早稲田大学の吉村作治率いる「エジプト調査室」に入ること。なぜなら当時エジプトでの発掘権を持っているのは日本ではその調査室だけだったから。
でも早稲田にいける頭は持ち合わせてない。早稲田は無理と知ると、それならさっさと就職して働いて給料稼いで旅行でエジプトにいっぱい行こう!と決め商業高校へ進むことにした。そんな理由で進路を決める馬鹿は私くらいか。
高校は資格取得の鬼でした。資格を沢山持っていたほうが就職有利なのは明白だから。私が資格の鬼だった理由がエジプトだと当時の先生や友達は知っていただろうか(笑)
就職して2年目には初めての海外旅行としてエジプトへツアーで行きました。旅行は本当に楽しかった。エジプトに行ったらどこかの神殿で、古代にそこへいた時の過去世を思い出して涙する・・・とかにならないかなぁと相当期待していたけどそういうことにはならなかった。残念(笑)。
でもそれでは終わらなかった。旅行じゃ足りない、住んでみたい!
ツアーから帰ってきて、すぐ会社に一言。
私「辞めさせてください。」
上長「なんだ。まさかエジプトか?」
新入社員で入ったときからエジプト好きは広まっていたのでばればれ。そして念願のエジプトへ1年間住みに行きました。
エジプトエピソードは書き出すときりがないのでここまでに。
進路から就職・退職にまで影響及ぼしたエジプト。そしてきっかけは漫画『王家の紋章』。漫画恐るべし。
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