我が身をふりかえる

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他者の批判をし責めることは簡単ですね。特に政治家から上司まで、自分より権力のある(ように思える)存在や社会のありようを批判し、失敗をあげつらい、無能だと(本人のいないところで)責めるのはたやすい・・・

まるで大衆の総意かのように、自分の意見は正しいと主張するのもたやすい。

でも他者を非難するには余念がなくても、矛先を変えてそれを自らに向けられる人は少ない。

「自分の言動は人に迷惑をかけていないか」「自分こそ他者に批判されるような言動をしてしまっていないか」と自問自答するのは確かに意志力が要ります。

朝一番に、今日は不平不満を言わず、愚痴を言わず、それらを聞いても同調せず、愛念をもって過ごすと決意しても、気づいたら批判、文句の言葉を発していたということがあります。

反省するたびに、なかなかに実践は難しいなと思います。でも、自身の言動がどうだったか気づき、反省できるのならそこに霊性の進歩がありますが、気づかなければ、気づいていないわけだから反省・改善・進歩は起こりません。

だからこそ、一日の最後にはわずかでも時間をとって心を沈め、内省、すなわち「我が身をふりかえる」ことがとても大切だと思います。
静けさ

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和花二胡奏者&ヒーリング整体&アーティスト
・ヒーリング整体や二胡演奏、アートを通して心と身体の健康を応援します。
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