他人のベストを自分のベストと混同しないために
自分が本当にそれを好きかと見つめなおすと、それほどでもないことに気づいたり、ベストだと信じていることの根拠が無いことにふと気づくことはありませんか?
「それをなぜ好きか?」と問われて、「はて、なんでだろう?」と思う時や、根拠なく無条件に「これが最善!」と執着しているような場合は疑ってみることも時に必要かもしれません。
なぜならそれは環境や他者から刷り込まれてしまった「ベスト」の場合があり、自分にとっての本当のベストと乖離してしまっている場合があるからです。
要因としては次のようなことが考えられます。
・小さい頃にそれをしたら親に喜ばれたといった成功体験がある
・環境の中でそれを好きであるべきと思い込んだ(地域の影響、所属グループの影響、家柄、交友関係など)
・世間的にそれがベストと言われている
・有名な人(好きな人)の著書に書いてあった
・尊敬する人が勧めている
・世間体がよいから
・「これを好きな自分」でありたいとのイメージ願望から
これらの要因からの好きを否定するわけではありません。要因は何であれ本当に今ではそれを好きなら問題ありません。そうではない場合には問題になります。
どんな素晴らしいことも、万人がそれを好きにならなければいけない必要などありません。その人その人の個性にあったものがあります。
また何かの解決策や学ぶ方法が誰かにとっては最善と思えることが、他の人にはそうではないことがあります。
本当は好きでもないことを好きだと思っている場合はどこかで虚しさがあったり、自己信頼が低くなったり、そもそも楽しいはずなのに楽しくないなど違和感があると思います。
バロメータは、自分のハートの声を聞くことです。ハートが喜ぶことをしてください。
自分が一番気持ちよく、楽しく、心がワクワクする方法を選んでください。焦ることもありません。義務の気持ちからする必要もありません。
そうは言っても、「好きかどうか自分でもよくわからないけどやれば楽しい」という状況ならそのまま続けてみるのもいいですね。
折を見て続けたいかハートに聞く。すると自然に「そうではないもの」は淘汰されていきます。
時間を忘れて没頭できて、それを苦労とも思わず、自分のハートから喜びが溢れるなら、それは間違いなく自分にとってのベストです。
おめでとうございます。
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・ヒーリング整体や二胡演奏、アートを通して心と身体の健康を応援します。
・高齢者施設等へのボランティアの訪問演奏承っております。
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