二胡本体の汚れ 松脂は除光液ですっきり落とす【二胡メンテナンス】
いつも演奏後に軽く布で拭いているから大丈夫!・・・と思っていたらいつの間にかデンペンや琴筒(共鳴胴)の上に白い松脂がべったり・・・ぎゃふん
本体竿の弓が当たる側に縦に筋状の白い松脂ラインとか。。。悲しい(T^T)
きれいな光沢のある二胡のために、今日は二胡本体のお手入れについて。
琴筒(共鳴胴)のお手入れ
弓の通り道付近を中心に、気づいたら松脂べったりで汚くなっていることありますよね。というかよっぽど普段から手入れしていないと松脂おばけがね・・・
布で強くこするとなんとか取れますが、松脂層が厚くなっているとけっこう大変な作業。
かといってシンナーを使うと楽器が痛みそうで怖い。。。
そこで登場、マニキュアの除光液。
綺麗にすっきり松脂が落ちます。
布に少し含ませ、さっと拭き取ります。すぐ揮発するのでその後の水拭不要。
私は黒檀の二胡を除光液で拭きましたが艶が落ちることはありませんでした。
でも最初は安全のため目立たないところで試すとよいです。
デンペンの上も大丈夫です。ピカピカになりますよ。
蛇革部分には絶対つけないように注意してくださいね。
二胡本体の皮のお手入れ
二胡の蛇皮には絶対オイルは塗らないでください。
冬にエアコンの効いた部屋に置いておくとバリバリに乾燥する場合がありますが、それでもオイルは厳禁。皮が緩んでしまいます。
(そもそも、乾燥防止のためにも必ずケースにしまって保管しましょう)
普段から松脂の粉がついたら指または柔らかい布で軽くなでて落としておくのが大切。
注意点は上から下に拭くこと!! 鱗が下に向いて重なっていますので逆に拭くと鱗が剥がれてしまいます。
布でムリヤリ擦ると剥がれてしまうので、とにかく優しくそーっと拭いてください。
愛情こめて優しくね。
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現在メンテナンス後で二胡ピカピカ。嬉しいな〜♪
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