二胡 デンペンとは【二胡Q&A】
二胡のパーツ紹介です。今日は『デンペン』。小さなパーツですが非常に重要です。
二胡のデンペンってどこ?
まずはどの部分かというと・・・ここ。
▼デンペン。貼る前はこんな状態のパーツです。弓の当たる部分の皮の上に貼ってあります。
デンペンの役割
何のために貼ってあるかというと二胡の皮の保護(弓による摩耗)のためです。また逆に弓を皮の引っかかりから保護しているともいえます。
演奏時には琴筒(共鳴銅)とデンペンの上を弓が往復して擦るため、摩擦によって少しずつ磨り減っていきます。要するに消耗品ですね。摩耗してデンペンが削れてきたら、その下の皮までいかないうちに貼り替えが必要です。
デンペンの素材
素材としてはべっ甲とプラスチックがあります。べっ甲の方がよいのですが、今はニシキヘビ皮と同じくワシントン条約にひっかかるので、ほとんどの二胡はプラスチックのもので代用されています。
▼二胡専門店 名師堂
真っ白のプラスチックだと見た目があんまりなので、べっ甲柄のプラスチックも売られています。
デンペンの貼り替え
自分で貼り替えるのは大変ですので、二胡の購入先に頼めるならそれが一番安心かと思います。
上記の名師堂でも請け負ってくれるようです。
●自力で交換したいという方へ
下記リンクをご参照ください。リンク先では楽器分解してますが、分解しなくてもやれるみたいですけどね。やりやすいようにたいうことかしら。
▼こばやし二胡教室ブログ デンペン交換
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さてさて、こんな記事を書いていたら、本日の夜の二胡練習時間が無くなってしまいました。あらら。
最近お隣に新築の家が建ったので、夜の練習時間は21時までと自主ルールを設定。
美しい音色で「癒やされるのでどうぞご自由にお弾きください」なんて隣家に言われるだけの実力があればよいのですが、そういうシチュエーションは夢ですね(笑) 精進します。それまでは自粛します(笑)
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