霊との対話-天国と地獄Ⅱ/アラン・カルデック著〜生前の生き方がどれほど直截に死後の境涯に影響するかを教えてくれる本

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死後の世界は、魂の意識レベルにふさわしい境涯におさまるというとてもシンプルなもの。

死後存続を知らず、霊の実在を知らず、よって霊性を磨くことを知らず、死ねば終わりだとばかりに地上で好き放題に生きたそのツケ。

それは終わりのない永遠の世界で償わなければいけなくなると知っていたら、生き方はどのように変わるでしょうか。

地上での行為と死後の境遇を霊自身に語った35件もの事例を載せた本がこちら。

著者はシルバーバーチの霊訓と並び世界3大霊訓に数えられる「霊の書」の著者、アラン・カルデックです。

霊との対話-天国と地獄Ⅱ-アラン・カルデック著
アラン・カルデックの「霊との対話」 天国と地獄II
著者:アラン・カルデック
翻訳:浅岡 夢二

本書は前作に収録しきれなかった霊人たちのメッセージをすべて収めてあり、「いかに生きるか」について重要な示唆に富む内容となっています。

それにより地上での行為は「原因と結果の法則」の下で文字通り「何一つ見落とされることがない」ということをはっきりと認識させてくれます。

悪しき行為は地上ではその報いから逃げおおせても、死後きっちり精算が必要となること。地上での苦しみは限りがあるけれど、永遠の霊の世界では悔い改めて償うまで際限がないこと。

一方で地上での良き行為は地上では誰にも知られず評価されず報われずとも、死後の世界では自分の想像以上に評価され、おつりがくるほどの境遇に歓喜するケースも多いことなど。

特にこの「天国と地獄Ⅱ」では自殺した場合の死後がどれほど悲惨かが実際に苦しんでいる霊人からの言葉が赤裸々に記されています。

しかし霊の実在と永続性を知っていれば、自殺はもはや選択肢に入らなくなります。

なぜなら、自殺によっては苦しみから逃れることはできず、かえって百倍も厳しい苦しみの中に落ち込むだけだということがわかるからです。

「死ねば全て終わり」ではなく、行った罪は全て償わなければならなくなる、過ちは正せるまで繰り返し転生して試練を受けなければならなくなると知ったなら生き方は全く変わってきますよね。

「苦難」についても記されています。今ある苦難は前世の償いの清算として引き受けることを自ら決めて生まれてきていることがあります。

よってわが身の不運を呪うのではなく、そこから逃げるのではなく、潔く受け止める諦念も必要であることも教えてくれます。

だからって、何でも前世のせいにするのも注意が必要ですね。

日頃から不摂生を続けておいて病気になったら、前世からの因縁だというのは違いますよね。

何にしても他者や環境や運命のせいにせず、日頃から自分軸で責任ある生き方をしたいものです。

それでも苦しい時は苦しい。弱音をはきたくなることもある。

そんな時こそ、「永遠に続く霊の世界での幸せのためなら、地上での短い間の苦しみなどいかほどのものだろう」と、そう思える強さを持ちたいと思います。

これで過去の清算をできるのだと思えば、不運が不運ではなくなり、むしろ有難くさえ思えるかもしれない。

それはただ嘆くよりよっぽど前向きな生き方だと思います。

また本書には、あからさまな「悪」でない事例も載っています。

たとえば「怠惰」がもたらす死後の境遇。傲慢だった者の境遇など。生前の地上でのありようがここまで厳しく死後の境遇に影響するのかと驚かされます。

だからこそ、生きている間にこういった知識を知っておくことが大変重要です。

死後の霊が実際に「死後存続を知ってさえいれば!死後への影響を知ってさえいれば!」と悔やむ声を聞くと、今をいかに生きたらよいのか深く考えさせられます。

機械的に容赦なく働く因果応報、原因と結果の法則は誠意をもって生きていれば何も恐れる必要はありません。

また、罪の清算は恐ろしいようで本来罰ではなく、何度でも立ち直るために、やり直す機会が学びなおす機会が与えらえるということでもあり、それは天の愛に他なりません。

いかに生きるか。それは、どれだけ生前に愛を表現しましたか?ということに尽きると思います。

なかなかに難しいことではあるけれど、しっかりと我が身を振り返って教訓として活かしたいと思います。

投稿者プロフィール

そらの 和花
そらの 和花ヒーリング整体&二胡奏者&アーティスト
・ヒーリング整体や二胡演奏、パステル画アートを通して心と身体の健康を応援します。
・ソーシャルサービスの恩恵が届ききらないところへ訪問演奏いたします。(在宅介護、施設で個室から出られない患者様など)
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