めまいの対処法。三半規管が原因のめまいは歩いて鍛える。
今日は朝からめまいが出てました。私は10年前に突発性難聴を患い片方の耳が聞こえません。
また、三半規管も傷めたので、発症当時は平衡感覚をなくし歩けなくなったので1ヶ月ほど入院していました。
人の身体はうまくできていて、耳がだめなら視力で平衡を保とうとします。そのため片耳の聴力は戻っていませんが、今では普通に生活をしており、車も運転しています。
それでも体調の悪い時はめまいがでやすいです。
めまいによる朝からの不調
今日は久々に朝からめまいがしましたが、ふらつくほどではありませんが、洗面をしようと下を向くとちょっとふらっとして手を洗面台について支えたくなる感じでした。
朝食も胃がムカムカして食欲が出ない。でも家族に心配させたくないので食べはしましたが、少なめで終了。
足元がふらつくほどではなく、気持ち悪い程度だったので普通に出勤しました。車も問題なく運転できました。歩くのも大丈夫でしたが、エレベーターは気持ち悪かった。
さて、仕事開始したものの、細かい書類の数字や画面を見るとやはりつらい状態でした。
そんな時、気持ち悪いから休んで家で寝るというのも方法ですが、私の経験上、実はそれをすると悪化します。
三半規管がどんどん怠けるだけだからです。
外を歩いて三半規管を鍛える
私の経験上、めまいから復活するための最適な対処方法は『外を歩く』です。
足元がふらつくほどだったら、あぶないのでやはり屋内で休んだほうがよいと思いますが、少しくらくらして気持ち悪い程度なら屋外に出て歩くことをおすすめします。
なぜか。
三半規管を鍛えられるからです。
三半規管を鍛えられる3つの理由
外を歩くことで三半規管を鍛えられる理由のポイントは3つ。
1.運動効果
歩くと当然体調がいまいちなので、ふらつきます。でも身体は平衡感覚を保とうとがんばりますので、三半規管が鍛えられて逆に早くめまいが収まります。
私は退院する時、お医者の先生に「多少のめまいだったらとにかく歩いてください」と言われました。
それに従って、ふらふらしながらもリハビリと思って毎日歩きました。
退院したといっても、改善の見込みが無い患者は入院し続けられないので、主だった治療がおわった時点で退院しただけなので、当時はまだめまいがひどく「自宅療養」の状態。
早く社会復帰したかったので、当時はリハビリとしてなるべく毎日外を歩くようにしました。
当初は歩くと自分の足の着地の振動でふらつく状態です。ひどいですね(苦笑)
そして景色を見ようと頭を動かすと目が回る状態です。あぶなっ(汗)
だから、頭を動かさず首肩が固まった状態で、着地を丁寧に丁寧にと歩いていたら、付き添っていた家族からはほとんどロボットだねと言われました。
ガチガチに固まって歩いていたのです。滑稽なほどロボット歩きだったと自分でも思います(笑)
でも続けていたらだんだん滑らかに歩けるように、そして見た目もぎこちなくなくなって、普通っぽく歩けるようになっていきました。
2.遠くの景色
外に出れば景色が広がっていることが助けになります。
乗り物酔い防止って地平線や水平線だど遠くの動かないものを見るとよいって聞くでしょ。
遠くを見たほうがめまいは収まりやすいです。景色が会ったほうが目も楽しめて喜びますしね。
何より気分転換になりますよね。気持ちまで内向きに籠もっていたら治るものも治らない。
3.自然からエネルギー
人はやはり自然から離れては生きられないんだと思います。
ほら、天空の城ラピュタ(スタジオ・ジブリのアニメ)のシータの名言があるじゃないですか。
王の間でムスカと対峙したシーンでのシータの言葉。
「今は、ラピュタがなぜ滅びたのかあたしよく分かる。ゴンドアの谷の歌にあるもの。”土に根をおろし、風とともに生きよう。種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう”。どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんの可哀想なロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ!」
そう、土から離れては生きられないんですよ。私達。
外に出ると太陽光が、土が風がエネルギーをくれる。
病人が病室に籠もっていると病室の重い空気が身体に障る場合があります。
やはり外の風にあたって空気を吸えば吸うほど身体は加速的に元気になる。
看護婦さんに車椅子で庭に連れて行ってもらっただけでも気分がかなり爽快になるでしょ。
外の空気と日差し。鳥の声。肌にそよぐ風の感触と香り。最高の薬ですよね。
* * *
今日はお昼職場から抜け出て外で弁当を食べて散策。
外は暖かくてとても気持ち良い天気で、桜は七分咲きで今週末に見頃になりそうでした。
散策時の景色がとても綺麗だったので別記事にまとめました。
気分はかなり爽快。体調もかなり良くなりました。自然に感謝です。
お昼の時間がもう少し長かったらいいのに。
そう思いながら戻りました。
投稿者プロフィール
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・ヒーリング整体や二胡演奏、アートを通して心と身体の健康を応援します。
・高齢者施設等へのボランティアの訪問演奏承っております。
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