苦しみが人生にもたらすもの

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雨降りの窓際

『苦しみ』とは何でしょう。苦しみの最中にいてそれをありがたいと思うのはなかなか難しいですね。

なぜこんな目にあうのだろうと人は嘆きます。
なぜ苦労は存在するのでしょうか。

まず一番重要で知っておくべきことは、私たちは霊性向上のために生まれてきていて、死後も生き続けることです。

死後に霊界へ持ち帰られるのは地上の体験から獲得したものだけです。

「人生の目的は至って単純です。
霊の世界から物質の世界へ来て、再び霊の世界へ戻った時にあなたを待ち受けている仕事と楽しみを享受する資格を身につけるために、さまざまな体験を積むということです。」
-シルバーバーチの霊訓 (1)より

苦しみが全く無く平和そのもの、安穏な人生で果たして霊的成長が得られるでしょうか。

まだ若輩の私でも自分の人生を振り返って見て、自分が大きく成長したり気づきがあったのは苦しかったときです。

たぶん、他界して霊界に戻ったときに感謝できるのはそうした苦しい時期がもたらしたものなのでしょう。

ここで苦しみについての先人の言葉を参照してみたいと思います。

苦しみの意義

「失敗が人間を成長させると私は考えている。失敗のない人なんて本当に気の毒に思う」—本田宗一郎

 

「人生は学校である。そこでは幸福より不幸の方が良い教師である。」—ウラジミール・フリーチェ(文芸学者)

 

「人生において最も耐えがたいことは悪天候が続くことではなく、雲一つ無い晴天が続くことである。」—カール・ヒルティ(哲学者)

さて、霊界側はどう見ているのでしょうか。

「往々にして最大の危機に直面した時、最大の難問に遭遇した時、人生で最も暗かった時期がより大きな悟りへの踏み台になっていることを発見されるはずです。
向上進化は困難と正面から取り組み、それを一つひとつ克服していく中にこそ得られるのです。」
—シルバーバーチの霊訓(4)より

 

「葛藤を余儀なくさせられる困難が多いほど、それだけ魂が成長するものです。
霊的自我に目覚めるのは常に厳しい環境を克服せんとする葛藤の中においてこそです。」
−シルバーバーチの霊訓より

 

「本人には障害と思える出来事も、実は背後霊が必要とみた性質――忍耐力・根気・信頼心・愛といったものを植えつけるために用意した手段である場合があります。」
—ステイントン・モーゼス著『霊訓』より

苦難の大小はカルマや霊性進化の段階の問題が影響するようですが、心強い言葉もあります。

克服できない苦難はない

自分の力で解決できないほどの問題に直面させられることは決してありません。克服できない困難というものは絶対に生じません。重すぎて背負えないほどの荷物は決して与えられません。

しかも、あふれんばかりの自信に満ちた雰囲気の中で生きていれば、霊界から援助し、導き、支えてくれる、あらゆる力を引き寄せることができるのです。」
−シルバーバーチの霊訓より

梯子の上で天に向かって手を伸ばす少年

一方で、そもそも「苦しみ」の定義もとりかた次第のようです。苦しみに対する感じ方はその魂の成長度によって異なります。

また、病苦やハンディキャップなどとは別で、本来不要な苦しみもあるようです。それは取り除きたいですね。

苦しみは出来事に対する反応の中にあるだけである

「苦しみは出来事とは何の関係もない。出来事に対する反応の中にあるだけだ。
出来事はただ起こっているだけだ。それをあなたがどう感じるかは、また別の問題だ。」
—ニール・ドナルド・ウォルシュ『神との対話』より

 

「一つの出来事に対して、苦しむ人と苦しまない人がいる。死という「一つの出来事」に対してさえ、悲しむ人と悲しまない人がいるといっていいであろう。
出来事はただ起こっているだけなのである。」
—ニール・ドナルド・ウォルシュ『神との対話』より

 

「同じく苦しむのでも、地上には無用の苦しみが多すぎるという事実を指摘したいのです。
みずから背負い込んでいる苦しみ、みずから好んで無知と愚かさの道を選んだために引き起こしている苦しみ、偏見が生み出している苦しみ、迷信に捉われているために生じている苦しみ——わたしが取り除きたいのは、そうした無くもがなの苦しみです。
しかし人間は、本来が進化の要素を秘めた存在ですから、光明へ向けての葛藤の絶えることはありません。何事につけ、創造の過程には苦しみはつきものなのです。
−シルバーバーチの霊訓より

苦しみとどう向き合って生きていくか。そこに私たちの成長があるようです。

投稿者プロフィール

そらの 和花
そらの 和花ヒーリング整体&二胡奏者&アーティスト
・ヒーリング整体や二胡演奏、パステル画アートを通して心と身体の健康を応援します。
・ソーシャルサービスの恩恵が届ききらないところへ訪問演奏いたします。(在宅介護、施設で個室から出られない患者様など)
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