二胡の音色にこだわりたい〜自分好みに音色を近づけよう

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二胡の音色、演奏技量はともかくとして、そもそもの楽器を調整して自分好みの音色に近づけたくなりますよね。今日は私の二胡の音色改善レポートです。

音色は二胡周辺小物でかなり変わります。駒、弦、弓、松脂、フェルト。どれも音色に影響します。

通販は便利ですが、自分の二胡に合うものなのか音色が好みになるかどうかは賭けになってしまいます。せっかく買ったけど〜ってことも多々ある。

専門店では実際にいろいろとっかえひっかえ自分の二胡にセットしてどっちが好みか試しながら選ばせてくれたので、いろいろ吟味できてすごく楽しい時間を過ごしてきました。

今回の二胡ブラッシュアップ内容をご紹介しますね〜♪

駒は弦の振動を皮に伝える役割のため音色への影響はかなり大きいです。音色にこだわる方は駒をいくつも買って「当たり〜💕」の駒を探すと聞きます。

今回お店にお邪魔した一番のお目当ては駒でした。「いくらでも交換、試し弾きができますよ」と聞いていたのですごく楽しみにしてました。

駒は形、底辺の面積や駒の高さ、材質などなど微妙な違いがあるけど、結局は自分の二胡に付けてみて自分の好みの音色になるかが大切だからね。

いろいろ試した結果高音部がよりクリアになり、低音部がより豊かで深みのある音色になりました!

これは以前に買って試したいくつかの駒

コントロールマット(フェルト)

これは二胡の雑音を抑える音質調整材。弦と皮の間に挟み込んで使います。

今回説明受けるまで知らなかったのですが、フェルトの素材(ポリエステルとか)によっても結果が変わるみたいで、しかも駒との相性もあり、駒を変えるたびにお店の方が試奏してフェルトの素材を交換し、一番のノイズが少ない組み合わせを提案してくれました。

実際その作業を見ていて、フェルトの素材変えるだけで雑音の出方が変わるのはけっこう衝撃で、フェルトなんて何でもよいと思っていたので目から鱗落ちました(笑)

ちなみに、「フェルトを駒に接する」or「駒とフェルトの間に隙間を開ける」でも音色変わります。駒に直接当てればしっかり雑音がとれますが、話すと多少残った雑音が民族楽器っぽい音色になるなど、これもやはり奏者の好みの問題です。

色は紫にしました!! なんか素敵になった〜(←親バカ)

これは音色や音量にも影響しますね。明るい印象、芯のある太い音色、柔らかく温かみがある、豊潤な音色、透明感のある音色・・・

今回お邪魔したお店のすごいところは、同タイプの二胡に弦だけ変えてある二胡がずらりと並んでいて、弦による音色の違いを試奏して確認できることです。なかなかここまでしてくれてる楽器屋さん無いのではないでしょうか。

ずらっとディスプレイされてていくつか試奏した結果、「高級二胡弦ERHU SOLO」というのを買いました。

以前使っていた「FANG FANG金版」も好きでそのままでも良かったのですが、弦は消耗品でちょうど錆びてきてしまっていたので張り替えて頂きました。艶やかさが増した感じです。

ちなみに弦を交換した最初はどの弦でも硬い感じの音になりますが、引き込んでいくと柔らかくなり馴染んだよい音になります。

中国二胡の専門店「古月二胡」

今回お世話になったお店です。輸入総販売元Mac Corporationさんの二胡部門というとですね。他にもバイオリンやチェロなど弦楽器をいろいろ取り扱われているようです。

二胡は中国の「古月琴坊」製の二胡を扱われていいます。

今回講師登録をしてきたので、こちらの店から卸していただいて生徒さんに販売ができるようになりました!皆様はお気軽にご相談ください。

一緒に二胡ライフを楽しみましょう!!

投稿者プロフィール

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和花二胡奏者&ヒーリング整体&アーティスト
・ヒーリング整体や二胡演奏、アートを通して心と身体の健康を応援します。
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