自然災害の続く日本で今思うこと

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苔生した小さな地蔵

台風に地震、今や日本中『被災地』で、被災地ボランティアやチャリティーと聞いてもどこが対象か多すぎてわからない様相になってしまいましたね。

日本はもともとプレートが重なる上に位置し、海に囲まれた島国で、火山、地震、津波など自然災害が多い国。

でも大昔から日本人は災害を乗り越えるたびに不死鳥のように蘇ってきた。自然の猛威を目にし、畏敬の念を懐きながらも自然を愛しそこで気丈にたくましく生きてきた。今度もきっと乗り越えられる。

今は生活再建さえ先が見えず心細くお辛い思いをされている方も大勢いらっしゃると思います。本当に頑張り時ですね。私達は結束して助け合う時。どんな小さなことでもそれぞれができることを何かしたい。

こんな話があります。911のアメリカの同時多発テロの際の話です。
59歳の現地女性が、献血をしようと近くの赤十字社に駆け込んだが、4時間待ちの行列ができていた。受付までやっとたどりついたのに体重が50kg以上ないと採血できないと言われてしまった。それで引き下がるわけにはいかず、何かできることはないか懇願すると、奥のオフィスで聞いてと言われた。
そこでも待つこと2時間。やっと自分ができることを記入する書類をもらったが、特技があるわけでもない。すると80歳は超えているだろうご婦人が「私はこのような年齢だけれど小石くらいは拾える自信がある」と泣きながら頼んでいる姿を見て、私は…「日本語ができる!」と担当者に言ったことを覚えている。
(NY在住ジャーナリストの安倍かすみ氏の記事から抜粋)

ボランティアに行けなくたって寄付でもいいし、チャリティーコンサートやイベントに行く!という選択肢もあります。

辛いニュースの多い中で笑って周りを明るくすることだって立派な貢献じゃないでしょうか。できることの大小に関係なく、寄せる『思い』も大きな心の支えになる。

愛、思いやり、奉仕、支え合う絆の輪が広がり私達を一層一つにしてくれますように。私達がすべてを乗り越えられますように。

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和花二胡奏者&ヒーリング整体&アーティスト
・ヒーリング整体や二胡演奏、アートを通して心と身体の健康を応援します。
・高齢者施設等へのボランティアの訪問演奏承っております。
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