意識を向けたとおりの世界になる〜ネガティブなニュースの囚われ人ではいたくない

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ここに灰色のものがあるとする。

これを黒と思えば、それが黒い世界に生きることになる。

これを白と思えば、それが白い世界に生きることになる。

私は白い世界に生きたい望みながら黒ばかり気にしてはいないか。見たくないものを逆にわざわざ見ている自分がいる・・・?

批判社会に生きて

最近はネットなどで自由に意見を発信できて便利ですけど、責任のない発言や中傷、批判の応酬合戦をみかけます。

政治家や芸能人のちょっとした発言に過敏なほどの反応で炎上したり、可哀そうになるほど叩かれたり。メディアは昨日までさんざん叩いていた相手を今日はおだてあげ花をもたせたり。

どんな記事や発言も丸呑みにせず中立の立場から自分はどう思うのか軸をもち、軽率に極論に染まってしまわないように気をつける必要がありますね。

かくいう私も人のことを全く言えません。

最近私は日韓問題で韓国はなぜこれほど史実を曲げ、捏造するのだろうという目で記事を追っかけていて、ふと気がつけばそんなニュースばかり読んでいることに気づきました。

歴史の真実は詳しく調べて書かれている他サイトがあるのでそちらにお任せし、今日はどちらが正しいかといった話ではなく私のそれらに対する自分の反応と影響について。

私は韓国の反日発言や行動、歴史の捏造など日本を貶める行為がブーメランのように戻っていく様子に溜飲を下げている自分がいることにふと気づき唖然としました。

そもそもそんなニュースばかり読んでいるという状態は、自分の生活の中でそれが現実問題として居座り、私の時間を奪い、しかも「そういう問題がある理不尽で攻撃的な世界」に自身を自分で置いていることに気づきました。

もし、これが幸せで、前向きで楽しいニュースや記事を読んでいたら、「そういう素敵なことがたくさん起きる素晴らしい世界」に自身を置くことになっていたでしょうに。

気づけばネガティブな記事ばかりを読み、ふとした時に思い出しては気分を悪くする。批判の心、憤慨、怒りの感情はその間確実に私の意識レベル(霊性)を下げてしまっています。

意識を向けた通りの世界になる

ネガティブな記事ばかり気になるなら、必然いい記事が目に入りづらくなります。

そして冒頭に書いたように灰色のものも黒に見えてしまう。

そんな自分が認識する世界はネガティブがあふれる世界。道理ですよね。

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自分の意識をどこに向けて生きるのか」は、とても重要です。

私達は自らの環境、生きる世界を自分で創造しています。波長の法則で同等の波長のものが集まりますからね。「類は友を呼ぶ」ように批判ばかりしていたら批判の多い人間関係の中で生きることになるでしょう。

想念、言葉の力をよく認識しておくことが大切になります。意識を向けたことが現実化するからです。

こういった法則をよく理解されていた好例をあげてみましょう。

反戦と平和の集会

マザー・テレサは”戦争反対”を掲げる団体などから講演をして欲しいと依頼されても全て断られていたそうです。

そして、「反戦集会には行きませんが、平和の集会になら参ります」と。

前者と後者は似ているようで全く違います。前者は闘争のエネルギー、後者は愛のエネルギーです。

原発廃止運動

震災による福島原発事故以降、原発廃止の世論が高まったのは記憶に新しいです。いくつもの抗議団体が原発廃止を求め、不要論を唱え、原発のあるところに大勢で言っては反対集会をして声を上げていました。

一方で、原発で食べている人、原発で成り立っている市民や電力会社の関係者や家族などは形見の狭い思いをしていました。

かつて原発で日本が潤ったときはもてはやされたのに、一度事故が起きると元凶のように追い立てられる理不尽さにさぞつらい思いをされたことでしょう。

そんな中で、同じ原発反対でも違う声の挙げ方をした人々もいました。

彼らは「原発ありがとう。そしてお疲れ様でした。」というプラカードをあげた。

原発をただ否定するのではなく、「今までありがとう」と感謝をこめ、その上で、「これからは新エネルギーにバトンタッチしましょう」と。

反対と感謝

意識を向けたものが現実化する

マザーのエピソードのように戦争反対に意識を向けるなら”戦争のある世界”に、平和への感謝に意識を向けるなら”平和な世界”に生きることになる。

想念は現実化するということを知っておくことは大切ですね。それは自分の想念と言動に責任をもつこととイコールです。

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日韓の問題にネガティブな意識でもって注目していたら当然その関係はエスカレートしていくでしょうね。同じことを何万人の日韓の国民がテレビやパソコンの前で考えていたらどうでしょう?・・・どうなるか想像つきますよね。

誤りがあるなら正さなければいけないけど、それを感情的にやってはいけない。理性的に真実のみを世界に誠実にたんたんと伝えていけばいいと思います。

願わくば一つひとつの言動に「愛」を込めて行いたいものですね。自分自身も今一度反省して心がけたいと思います。

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和花二胡奏者&ヒーリング整体&アーティスト
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