半田運河の空を泳ぐ鯉のぼりと風車(愛知県半田市)
今年もこの季節がやってきました。大量の鯉のぼりが空を泳ぎます。運河沿いに黒壁の蔵などが立ち並ぶ美しい風景の中を泳ぐ鯉のぼり。それは見事です。
最近どんどん暖かくなってきたのでよくお昼に外を散歩します。
お弁当は半六庭園で。
木々が青々としてきてとても綺麗です。青空に生える木々の緑と風が心地よく、東屋でお弁当を食べています。
さて、先日までは運河沿いの桜を楽しんでいたのですが、景色は一変。鯉のぼりの季節がやってきました。
鯉のぼりの由来
Wikipediaによると、こいのぼりは門松や雛人形と同じく、江戸時代中期の裕福な庶民の家庭で始まった習慣だったそうです。
端午の節句には厄払いに菖蒲を用いることから、別名「菖蒲の節句」と呼ばれ、武家では菖蒲と「尚武」と結びつけて男児の立身出世・武運長久を祈る年中行事となりました。
語呂合わせの験担ぎだったんですね。面白い。
この日武士の家庭では、虫干しをかねて先祖伝来の鎧や兜を奥座敷に、玄関には旗指物(のぼり)を飾り、家長が子供達に訓示を垂れたのだそう。
そのうちそれだけでは芸がないと考えたのか吹き流しに鯉の絵を描くようになっていったようです。
鯉のぼりは門松や雛人形と同じく江戸時代中期に始まった習慣なので、江戸時代から残る運河の景色にぴったりですね。
ここはちょうど愛知県半田市の蔵のまち。
江⼾時代を中⼼に海運業や酒や酢などの醸造業で栄え、最近半田市と企業が力を合わせて整備し、観光に力を入れている地区です。
今週末から鯉のぼりのイベントがやってきますよ。
イベントは「運河と鯉のぼりのコントラスト」
鯉のぼりといえば端午の節句(旧暦5月5日)までですね。
この短い期間、半田運河沿いでたくさんの鯉のぼりが空を泳ぎます。夜にはライトアップされ、幻想的な風景があじわえます。
その数総勢54本。一斉に風になびく姿は壮観です。
先日の雨のおかげかここ数日空がとても青く、今日散歩に行った時は鯉のぼりが空の青に映えて気持ちよさそうに泳いでいました。
色とりどりの風車
一方、こんなものも。
パステルカラーが可愛らしい風車。これは去年までは無かったと思います。
運河の上を吹く風でカラカラと回る音の心地よいこと。
時間を忘れて佇んでしまいました。
イベント詳細
今週末から夜のライトアップが始まります。楽しみです。
開催日:2019年4月13日(土)~5月6日(月・祝)
【ライトアップ点灯】18:00~22:00
開催場所:半田運河・源兵衛橋~船方橋
アクセス:JR半田駅から東に徒歩5分
ホームページ:半田市観光ガイドより
投稿者プロフィール
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・ヒーリング整体や二胡演奏、アートを通して心と身体の健康を応援します。
・高齢者施設等へのボランティアの訪問演奏承っております。
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