ホタル観賞会＆竹灯籠の夕べ 2019年（阿久比町白沢）〜見るなら時期は今!!

今年も「阿久比白沢ホタルの里」にて、ホタル観賞会がはじまりました。今年は竹灯籠の展示・ライトアップもあるとのことでとても楽しみにしていました。

ホタル観賞会　見頃の時期

毎年６月の今頃から月末くらいまでが見頃ですが、時期後半には飛び交うホタルも減っていってしまうので行くなら今がオススメです。金〜週末は大変込み合うそうなので平日夜がオススメです。

月がどんどん満ちていくと明るくなってしまうので、新月の頃の方がホタル観賞には向いているでしょうね。

梅雨時期なので平日の晴れている夜を狙おうと思っていたところ、今日がいい感じの天気になったのでこれを逃さじと両親も誘って早速行ってきました。

▼駐車場から会場へ徒歩で向かう途中、これも竹灯籠でできている（？）のか-暗くてよくわかりませんが-可愛らしい看板が。

竹灯籠がずらりとならんで幻想的

ホタル会場の手前、隣接した小道に手作り竹灯篭がずらりと並んでライトアップされ、別空間のような幻想的な雰囲気となっていました。思わずうっとり。

▼色鮮やかで華やか。模様もいろいろあって楽しい。

竹の掘り方で様々な模様が浮かび上がって面白いですね。

阿久比白沢ホタルの里は年々グレードアップ

もともとは休耕田を活用する形で、孫のためにと坂部さんが一人で趣味としてホタル養殖を始められました。

当初は田んぼの中に観賞用の歩道を埋めて作ったりと地道にお一人で整備されていったようです。

家族も手伝いながら試行錯誤で養殖し、観賞用の場所も毎年少しづつ手を加えて整えられていきました。

毎年行くたびに何かが加わってるんですよ。小道が増えたり、手作りの机や椅子が増えたり。養殖用の小屋が建ったり、暗室ができたり。今回はザリガニ釣りエリアができていて子どもたちで大賑わいでした。

少しでもホタルを見えやすいようにと、近くを通る知多半島道路の車のライトが届かないよう、布の壁を貼って光を遮ったりと。本当に地道な活動で頭が下がります。

プラネタリウムのようなホタルの暗室

小さな暗室小屋が田んぼの中に建てられていて、中にはホタルのガラス籠がびっしりと両側に並べられ一部は天井にも吊るされています。

初めて中に入った時まるでプラネタリウムのようだと思いました。ホタルが星のようにたくさん光っています。

こちらでは数千匹から時には10万匹にも及ぶホタルが飛び交い、ヘイケボタルの飼育事業としては全国でも屈指の規模となっています。

その何万匹にも及ぶホタルが暗室ではひしめきあっていてとても壮観です。これを見るだけでも行く価値ありますよ。（ちなみに暗室ではカメラや携帯使用禁止です。画面のライトだけでも明るくなってしまって他の鑑賞者に迷惑がかかりますので）

さて、外のホタルの写真を撮りたいと挑戦はしてみましたが・・・難しいですね。

ここ阿久比ホタルの里のホタルは全てヘイケボタルで、ゲンジボタルに比べとても小さく仄かな光なので、写真で捉えるのはかなりハードです。

▼飛んでいるのは全く写真に映らないので、観賞用に各机に置いてあるガラス籠のガラス越しの写真です。

実際には、小道の両脇の水辺、草むらの中でたくさん光ったり飛んだりしています。これはもう、実際に行って自分の目で見て、その場で楽しむしかありませんね。

阿久比白沢ホタルの里

もともとは坂部さんが一人で始めたホタル養殖で、当初は知人が数人見に来る程度だったところから口コミでどんどん広がり、今では地域のホタル保護団体がボランティアでホタルの飼育・整備に取り組んでいるそうです。

観賞会は毎年6月です。申し込みは不要で、当日直接会場へ行けばOKです。

ホタル観賞会詳細

開催日時：
2019年6月8日（土）～6月30日（日）　19:30から21:30頃

場所：阿久比白沢ホタルの里（白沢グランド西）

アクセス：名鉄河和線白沢駅から東へ徒歩5分
知多半島道路阿久比インターから車で5分
※駐車場は白沢グランド駐車場ですが、数が少ないです。

問い合わせ先：
阿久比町役場建設経済部建設環境課環境係
電話：0569-48-1111（内線1211）
阿久比白沢ホタルの会　代表　坂部（090-9916-0681）