断夫山古墳(だんぷさんこふん)ー草薙剣を祀る熱田神宮ゆかりのパワースポット

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断夫山古墳

梅雨の合間にも、とても気持ち良い天気の日が時々ありますね。
雨のおかげで青く澄んでいる空に夏らしいもこもした雲の白が映える・・・そんな空をぼーっと眺めるのが好きです。

熱田神宮に参拝

さてこの週末は熱田神宮に参拝してきました。週末のわりに、コロナの影響で人はいつもよりはかなり少なめ。
その分静かで厳かな雰囲気を堪能できました。

▼神宮内の大楠にもご挨拶。いつ見ても立派な枝振りで迎えてくれました。
熱田神宮内大楠

 

ところで皆さん、熱田神宮のすぐ北西に東海地方最大の古墳があることはご存知でしょうか。
しかもこの古墳は熱田神宮の御神体である草薙の剣(別名「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」。三種の神器の一つ)にゆかりがあります。

断夫山古墳(だんぷさんこふん)

この古墳の被葬者は尾張氏首長と推定されていますが、伝説では宮簀媛(ミヤギヒメ)とされています。

所在地: 愛知県名古屋市熱田区旗屋1-10-45
電話番号: 052-954-6783

古墳サイズ:全長151m、
*後円部:径約80m、高さ13m、
*前方部:幅は約120m、高さ16m。

▼こちらは管理事務所前にある1/27スケールのミニチュア古墳。ちょっと芝生が枯れてますが・・・(笑)
断夫山古墳

左の柵が張ってある方が古墳です。古墳の石垣がしっかり残っています。
断夫山古墳

現在見る周濠は後世の造作によるもので、消失した本来の周濠はさらに広範囲に及ぶものだったそうです。また尾張の大型前方後円墳の多くが二重周濠を有することから、断夫山古墳の周濠も二重であった(推定盾形周濠のさらに外側に周濠があった)可能性が指摘されているそうです。(Wikipedia参照)
断夫山古墳

木々が生い茂っていますね。
断夫山古墳

断夫山古墳

光と影のコントラストが美しい。緑も多くパワースポットって感じですね。
断夫山古墳

形がしっかりと残っていてかなり状態がいいです。とても綺麗ですね。
断夫山古墳

倭建命(ヤマトタケルノミコト)と美夜受比売(ミヤズヒメ)の出会い

※上記は古事記での名称。日本書紀では日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と、宮簀媛(ミヤズヒメ)

ヤマトタケルはご存知、日本国の統一のため熊襲征討・東国征討を行ったとされる日本古代史上の伝説的英雄です。

西方の蛮族の討伐から帰ってすぐに、父12代景行天皇に続けて東方の蛮族の討伐を命じられます。ヤマトタケルは叔母であり伊勢の斎王を努めた倭比売命を訪ね、父天皇は自分に死ねと思っておられるのか、と嘆くと、倭比売命はヤマトタケルに伊勢神宮にあった神剣、草那藝剣(くさなぎのつるぎ)と袋とを与え、「危急の時にはこれを開けなさい」と言います。(Wikipedia参照)

ここでまず伊勢から草薙の剣がヤマトタケルの手元に渡ったのですね。

その東国遠征に向かうヤマトタケルは尾張でミヤズヒメに会い婚約をした後、東国遠征に行き、平定後にまた尾張に立ち寄り、そこでミヤズヒメと結ばれます。(東国遠征は草薙の剣の名前の所以になった火攻めの有名な話ですが、ここでは割愛します)

そしてヤマトタケルは、伊勢の神剣である草那藝剣をミヤズヒメに預けたまま、伊吹山の神を素手で討ち取ろうとして出立しますが、伊吹山の神に祟られ、どうにか山を抜けたもののフラフラとなっており、尾張に入って、大和に向かう途中に死んでしまいます。

ミヤズヒメは、その後亡き夫への愛を貫き、再婚をすることなく生涯を過ごしたそうで、そんなミヤズヒメの人生になぞらえて、「夫を断つ山」として、『断夫山古墳』と名付けられたと言う説が語り継がれています。

 

草薙の剣と熱田神宮

ミヤズヒメはヤマトタケルから預かった草薙の剣を熱田神宮に祀り、終生奉仕に務めたと言われています。

この伝説のためか、断夫山古墳は長い間、熱田神宮により管理されていました。現在は愛知県の所有となっていますが興味深いですね。

尾張国風土記逸文では、ミヤズヒメの屋敷の桑の木に、ヤマトタケルが剣を掛けたところ、剣が不思議に光輝いて手にする事ができずに残したとされるそうで、この地に治まるよう何か神意があったのかもなんて勝手にいろいろ想像してワクワクしてしまいます。

余談ですが、亡くなって能褒野に葬られてのち白鳥となったヤマトタケルが当地に降り立ったという伝承に基づく白鳥古墳も近くにあります。

熱田神宮では、断夫山古墳を「陀武夫御墓」と称してミヤズヒメの墓とし、現在も毎年5月8日に白鳥古墳と断夫山古墳とにおいて御陵墓祭を行なっているそうです。(Wikipedia参照)

投稿者プロフィール

そらの 和花ヒーリング整体&二胡奏者&アーティスト
・ヒーリング整体や二胡演奏、パステル画アートを通して心と身体の健康を応援します。
・ソーシャルサービスの恩恵が届ききらないところへ訪問演奏いたします。(在宅介護、施設で個室から出られない患者様など)
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