十二国記〜小説・漫画が私の人生に与えた影響その2

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十二国記

その1からの続きです。

その1:漫画『王家の紋章』はこちらから

その2:小説・アニメ『十二国記』シリーズ
十二国記
小説家小野不由美の作品で、1992年から刊行されたシリーズ累計750万部突破の大作。アニメ化されNHKBS2の衛星アニメ劇場枠で放送されて人気を博し、その後教育テレビや衛星ハイビジョンなどで配信。日本のみならず、韓国、台湾、中国、アメリカなどでも放送されました。今でも再放送を何度かみかけます。最近ではGyao!ストアなどで有料配信されていました。

十二国記は、神仙や妖魔の存在する中国風の異世界を舞台にしたファンタジー小説シリーズ。この異世界には十二の国が存在し、十二の王、十二の麒麟が存在する。麒麟が天の意思を受けて王を選び、王は不老の存在となり天の定めた決まりに従って統治を行う。現代に生きる中嶋陽子が異世界に連れて行かれ妖魔に命を狙われる・・・その理由は・・・。

まぁとにかく壮大なストーリーで伏線もたくさんあり作り込みが素晴らしく非常に面白い。アニメは小説とは少し違ってオリジナルキャラが出てきたりと少しリメイクしてあるけど、どちらも面白いです。私はアニメで同作を知り、後で小説を読みました。

前置き長くなっちゃった。本題の方向へ。

アニメはNHKが力を入れただけあってサントラがとても良かったです。中国風の世界観だけあって、サントラも中国の楽器が要所々々に使われていました。一つとても気になる音色があって弦楽器なのはわかるけど、当時は素敵な音色だなと思っても何の楽器かわからなかった。ただバイオリンより低めでなんとも哀愁のある素敵な音色だなと。

そんな折、女子十二楽坊が鮮烈デビューし格好いいなと思って聞いていたらあの気になる哀愁ある音色。おかげでやっとその楽器の名前がわかりました。

『二胡』

お気に入りのMy黒檀二胡

女子十二楽坊のおかげで二胡ブームがあり、教室もちらほらできてきた頃だったのでブームに乗って習い始めました。音楽はこれが初めて。五線譜もまともに読めず拍子もとれない音痴の私。しかも普通に知ってるはずの歌手も曲もほとんど知らない芸能音痴。よくそんなで始めたと思います。

ちょうどその頃突発性難聴で倒れて入院し、平衡感覚が弱くなったのでおとなしく座ったままできる趣味を探していたのも習い始める後押しになりました。入院時に患者さん同士が助け合っているのを体験し、退院したら何かボランティアがしたいという思いもあり、楽器なら施設とかで演奏できるかなっておぼろげにそんな夢も描いていました。

その夢は叶ってボランティアグループを結成。高齢者施設などで演奏するようになりました。震災後は東北や熊本癒やし隊に参加して遠征演奏。昨年は共同主催者と共にチャリティー演奏会も開催。二胡はまちがいなく一生の趣味です♡

これも元はといえばアニメ『十二国記』の影響。
アニメばんざ〜い(笑)

余談です。

二胡を楽器屋さんで習い始めて半年頃、有名な二胡奏者が名古屋教室を開くということで人に誘われよくわらかないまま入学。先生の名はジャー・パン・ファン。それから数年経ってから、ふと、『十二国記』のサントラは誰が弾いていたのかと気になりDVDジャケットを確認。なんとジャー先生でした(驚) 図らずも私が最初に二胡に興味を持ったあの音色は今教えてくれている先生の音色でした。不思議ですね。ご縁って。(神様取り計らいありがとう♡)

影響その3はこちらから。

投稿者プロフィール

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和花二胡奏者&ヒーリング整体&アーティスト
・ヒーリング整体や二胡演奏、アートを通して心と身体の健康を応援します。
・高齢者施設等へのボランティアの訪問演奏承っております。
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