革命のファンファーレ 現代のお金と広告/西野亮廣 著〜パラダイムシフト起こっていることをまず知ろう!

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西野さんといえば絵本『えんとつ街のプペル』を作る際にクラウドファンディングを二度行って1億円を突破。クラウドファンディングの国内例題トップとなり話題をさらいました。

これはまぐれではなく、緻密な何重にも張り巡らされた戦略やしかけの結果であって、彼が芸能人だから運良くというわけではないようです。

実際、有名芸能人が本を出しても全く売れなかったり、クラウドファンディングでまったく支援を得られないケースも多いらしいです。

なぜ彼だけそれほどの支援を得られたのか。そのノウハウや考え方を惜しみなく書かれているのがこの本。

革命のファンファーレ
書籍:革命のファンファーレ
著者:西野亮廣
出版:幻冬舎

「革命のファンファーレ」が鳴り響いてる。世界はどんどん変わってる!

この本を読んで、世界がどれほど急加速して変化しているのか、あまりに無頓着だったことに気づきました。

インターネットが物理的制約を変え、情報革命が起こり、物流革命が起こり、一昔前とは様変わりしたのは、パソコンの進化、ネットの進化、スマホの普及や様々なサービスの変化である程度実感としてあっても売り方・広告の仕方がそこまで変わってきているとは知りませんでした。

世の中の変化はわかっているようでわかっていないんだなと痛感しました。これは常にアンテナを立ててないと世の中の変革についていけれないなぁと。

お金の流通の仕方まで変わり、売り方も変われば稼ぎ方も変わる。それはひいては働き方、生き方の根本的な考え方さえも変えてしまう。

パラダイムシフト

この本を読んでてまさにその言葉が浮かびました。

彼の以前に読んだ本でもやはり世の中の変化について考えさせられました。これは意識を変えなきゃなと。

インターネットが破壊したもの

インターネットは本当に便利で、流通のあり方を大きく変えましたよね。

例えば本屋を構えて在庫を抱えて陳列しなくてもネットで売れるようになった。これは本に限らないですよね。

インターネットはまさに物理的制限を破壊した。

昔は情報を手に入れるのにかかった時間とお金も今は何でも無料。情報過多で困るくらい。

そして、こうやって一個人が自分の言葉を発信し、情報を発信できるようになり、メディアのあり方さえも変えてしまった。

大衆迎合であったり、権力にひざまずいた偏った情報であったり、大衆意識操作のように偏見のある情報だったりと、メディアを信用できなくなった人は一般の個人の口コミの方を重要視するようにもなった。

そうなると、情報価値、広告力などは、ひとえに「信用力」になる。信用を勝ち取った人が生き残る。

クラウドファンティングはその結果がとてもわかりやすい形で結果がでる。アイデアの面白さも重要だけど、最終的には信用貯金をためているかがキーになり、信用ある人にはお金が集まるし、そうでない人には集まらない。

昔は悪い方法でそれを隠して稼げても、情報社会ではあっという間に化けの皮がはがされてしまう。嘘はすぐ丸裸にされ拡散される。もう大衆の目はごまかせなくなってきている。

じゃあどう稼いだらいい?どう生きたらいい?

努力する人、正直な人、嘘がない人、人のためになることをしている人、利他的な人。そういう人がちゃんと日の目を観られる時代になってきているんだと思います。未来は明るいと信じたいですね。

人生100年時代の私達には、60歳以降が40年もある。何をして、どうお金を得て、何のために生きるのか。何をするのか。

そういったことをもっと真剣に考える必要を深く感じた1冊です。

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和花二胡奏者&ヒーリング整体&アーティスト
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