不満は魂の進化の証だと認識する〜何か特別なことをしなければいけないという観念から抜け出る

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スピリチュアルの道を歩いていると何か特別なことをしなければいけないような気になりがちです。

「愛と光を世界に広げるために奉仕する」ことが目覚めた者や志を高く持つ者ならできていて当たり前のように思い込んでしまうのです。

「世界をよりよくするために活動する」ことが高い魂レベルのバロメータのように感じてしまうのです。

確かに他利愛、他者奉仕は魂の成長にとって切り離せません。目標や志を持つことは大切ですしモチベーションにもなります。

でも「世界をよりよくするために実際に活躍している眩しい誰か」と比べて、自分もあんなふうに大きなことをしなくちゃと高すぎる目標や高いハードルを設定する。

奉仕をできて当たり前という義務感を持ってしまったりして自分を追い詰め、「何も世のためになることをできていない私」と自分を卑下する。

こうなってしまったら本末転倒です。

ではそんなふうに何かしなくちゃと焦りを感じてしまう時にはどうしたらいいのでしょうか。

1.目の前の小さな事に愛を込める

何か大きな大胆なことをするのは決意もエネルギーも必要です。無理して大きなことをやろうとすることなんて無いです。

まずは今日常でできる小さなことを丁寧に愛を込めて行うことからだと思います。

料理する時に家族の健康を思いながら真心を込めて作ってみるとか、挨拶を機械的に交わすのではなく、元気よく明るい声で気持ちを込めて言ってみる。

物を大切に扱ってみるとか、いつもより感謝の言葉を多く言ってみるとか、車のハンドルを握っても性格が変わらないようにするとかも(笑)

2.やっていいて楽しくないことはやめてみる

義務感と正義感で無理に何かを続けていてもそれが世のため人のためになるとは思えません。それじゃあ光も愛もこもってませんから。

同じことをするにも機械的にするのと楽しくて愛情を込めてするのでは全然違います。寄付だってお金持ちの慈善アピールの多額寄付より貧しい人によるなけなしの寄付の方が光が強いのです。

だから「良いこと」だからという理由で好きじゃないのにするのはやめて「自分が好きで楽しいからしたい」ことをしたらいいんです。

楽しいと思えることで楽しく生きいきしている方がよっぽど周りに良い影響(波動)を与えます。

そうこうしているうちに、それが大きな光になっていくこともあります。

3.不満は魂の進化の証だと認識する

私は自分をライトワーカーだと思っています。光を広げたい、光の仕事をする人、したいと思う人は誰だってライトワーカーだと思います。

光の波動を広げたいし、”そこにいるだけで場の波動を上げる人”でありたい、そうなりたい、という憧れのような思いがあります。

でも気負うと理想と現実の差を感じて「私なんてダメダメだー」なんて気分が落ち込んでしまうことがあります。でもそれでいいのだと思います。

不満というのは2種類あります。

一つは自分を顧みず問題を自分の外(他人や環境)のせいにする場合。

もうひとつは成長したいという思いが現状の至らない自分に不満をもたせる場合です。

後者なら問題ありません。「現状に不満を持つのは魂が進化しようとしている証拠だ!」とポジティブに捉えればその不満は進歩の原動力になります。

不満に対しても楽観主義でいましょう。「ポジティブな不満」があるなら、あなたは一歩一歩ちゃんと前に進んでいます。

世の中には簡単そうにひょいひょいとすごいことをやってのけてしまう人もいますよね。スーパースター的な。

でも人知れず片隅で誰にも認知されることなく、とてつもない善行をしている人もいます。

社会のスポットライトを浴び、大胆に社会改革をする人もいれば、社会改革をする人を影で支える人もこれまた大きな奉仕です。

比べることなんてナンセンス。大小関係なくできることを精一杯する。ほっといても広がるものは広がります。

地道に今できることできること、好きなことを続けることが大切だと思います。

 

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