言葉の力と「ハートで感じて選択をする」ということ

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もし子供に、「あなたはこんなに素晴らしい面があるのだからきっと大丈夫。やりたいことはやってみなさい」と言ったらどうなるでしょう。

子供の意識は夢に向かって希望に満ちた波動なりますよね。

もし子供に、「あなたはこんな面があって不安要素があるのだから心配よ。こうしておいた方があなたのためよ」と心配して(いたって親切心のつもりで)言ったらどうなるでしょう。

子供の意識は否定的になり、守りの姿勢か、諦めの波動になるかもしれません。もしくは抑圧されてそれが不満となって内側でくすぶるかもしれません。それは将来どんな形で表出するかわかりません。

やりたいことにチャレンジするのか

言葉の影響は大人も一緒です。

例えば仕事。食べていくために、金銭のために、いろいろなことを諦め我慢して本当にやりたい仕事ではないことを続けるのか、あらゆるリスクよりも魂が望む、ハートがやりたいと感じる仕事をするのか。

その時、周囲が「その分野で何人の人が食べて行けると思ってるの。あなたの年で夢を追うなんて現実を見ていないだけよ。ばかなこと言ってないでちゃんと食べていけるような仕事をした方があなたのためよ」と言ったらどうなるでしょう。

でも人があなたのすべきこと、選択すべき道についてあれこれ言うとき、それが心配や親切心からだとしても、本当は彼ら自身の恐れや不安をあなたに投影しているにすぎないかもしれません。

もしかしたら彼らはいろんなことを妥協して諦めて安全圏で生きてきたのかもしれない。そうすると他者がそこから飛び出すのは自分が選んできた道を否定されるようで本能的に恐れを感じる。本人がそうと自覚してないことが多いのでわかりにくいですけどね。

もしくはあなた自身の不安を、他者が代弁して口にしてくれているのかもしれない。鏡としての役割でね。

言葉の力はすごいので自分が他者に声をかける時もそれは自分の恐れや不安の投影ではないのか、相手を力づける言葉なのか、そうではないのか気をつけるようにしたいです。

自分のハート(魂)に聞いてみる

自分が何かをしたい、チャレンジしたいと思ってるつもりでも、誰かの期待に答えて失望させないために頑張っていたり、自分が価値ある存在だと他者に認めてもらいたくて頑張ってしまっている場合も考えられます。だからこそ外からくる全ての声を一旦脇に置き、本当の自分の声に耳をすます必要があります。

他者がなんと言おうと、やはり自分の人生を自分で満足できるもの、喜びを感じられるもの、生ききったと思えるものにするには、自分のハートに聞いてみるのが一番です。ハートと自分の体の反応を見てみる。

それを選んだ時に自分のエネルギーが強くなる感じがするのか、弱くなる感じがするのか、輝くような喜びを感じるのか、輝きが失われるように感じるのか。それらを感じてみるとよいです。

何かを選択するときの2つの有効なポイント

選択をする時に有効で大切な視点があります。まず、人は亡くなって魂の故郷に帰った時に人生を振り返って一番後悔することは、やって失敗したことではなく、したいのにやらなかったことなんだそうです。

そして、自分を大切にできること、自分を愛せることが他のすべてのことより大切です。これはエゴや利己的であることとは違います。自分を愛せず自分の中に愛がなければ他者を愛せないのと同じです。人に親切にしても自分に優しくなければそれは偽善で苦しいだけです。

神様はあなたを除いたすべての人を幸せにしたいわけではなく、まずあなたが幸せであること、それを全員にあてはめるから全員が幸せになるんです。自分のハート、魂を輝かせる選択をしたらいい。

大手を振って満足して笑顔で終えられる人生を生きたいものですね。

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和花二胡奏者&ヒーリング整体&アーティスト
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