体に溜まった重金属などの毒素排出に役立つ食べ物「パクチー」
「パクチー」というとアジア料理、エスニック料理には欠かせないと言われるほど人気食材。その一方で独特の香りと味が苦手という人と、中毒なくらい大好きな人で極端なほどまっぷたつ(笑)
このパクチー、実は体内に溜まってしまってなかなか排出が難しい重金属を含む毒素を排出するのを助けてくれる優れものです。
パクチーとコリアンダーは同じ植物
実は日本に入ってきたルートの違いで名称がわかれているだけです。
英語圏では「コリアンダー」、タイでは「パクチー」、中国では「香菜(シャンツァイ)」と呼ばれています。
日本では同じ植物なのに2種類の呼び名が使われているのは、日本に伝わったルートの違いのようです。
コリアンダーは、よく乾燥させた種子でカレー粉に使われるパウダー状の香辛料のイメージが強いですね。一方でエスニック料理などで生葉を食べる時はパクチーと呼ばれてます。パクチーと聞いて粉状の香辛料のイメージはないですよね。皆様はどうでしょうか。
パクチー(コリアンダー)の効能
コリアンダーの歴史は古く、古代エジプトや古代ローマなどでも医療に使用されていたそうです。主に消化器系の効能ですね。解毒、抗菌、防腐などの作用があります。
古代エジプトで抗菌・防腐と聞くとミイラが思いつくのは私だけでしょうか?(笑)
また、抗酸化機能に優れていて、アンチエイジングに良いのは嬉しいですね。
さらに重要な効能としては毒素の排出力です。体に蓄積されてしまった毒素、とくに有害金属である水銀、ヒ素、鉛、カドミウム等を排出するのに役立ちます。浄血、抗菌、血行促進、抗真菌、消化促進、利尿効果などなど。デトックスですね!!
さて、なぜ今回パクチー(コリアンダー)を記事にとりあげたかというと、この毒素排出力を期待しているからです。水銀やアルミニウムなどは、ワクチンに防腐剤として使用されています。
今ワクチンを希望して打った方も、打ちたくなかったけど打たざるを得なかったかたもいらっしゃるでしょう。ならば長期的視点でみたリスクを少しでも減らせたらよいなと思って調べてみました。
体内に蓄積される重金属
体内には必須栄養素として必要なミネラル(無機質)があり、これはむしろ不足気味で現代人は積極的な摂取方法を考えないといけないくらいの状況です。(野菜などのミネラル含有量が減っている)
▼体に必要なミネラルについては、別の記事で少し詳しく書いてます。
一方で、体に有害な重金属はどこからやってくるのでしょうか。
耳にされたことがあるかも知れないのは、歯の詰め物として一時は主流に使われていたアマルガム。口の中で少しずつ溶けて長年の間に水銀が体に蓄積されると言われています。
他には海洋汚染により大型魚介類(マグロなど)への毒素の蓄積、農薬汚染で重金属が蓄積された土壌で作られた農作物、食品添加物、加工食品、マーガリン、ベーキングパウダー、アルミ鍋、アルミ缶、殺虫剤、車などの排気ガス、タバコの煙、ヘアカラーなどなど、知らぬ間にいろんなルートから少しづつ体内に摂取され蓄積されてしまいます。
健康被害の例としては、慢性疲労、偏頭痛、アトピーやアレルギー、貧血、高血圧、免疫力の低下、息切れ、神経疾患、うつ等です。
かといって、水俣病やアスベストなど公害レベルの大量摂取でなければ、すぐ健康を脅かすわけではなく健康被害について確証的なことは言えません。そのままでも健康に過ごされる方もたくさんいらっしゃるかと思います。ただリスクは小さいに越したことはないですよね。
体内からの重金属の排出「キレート作用」
こういった重金属は通常体外へ排出するのが難しいのですが、一部の植物はこれらの排出を促す効能があります。
アブラナ科とユリ科の野菜が解毒や排出に良いようで、キャベツ、大根、ブロッコリー、クレソン、小松菜、たまねぎ、にんにく、らっきょうなど。
さて、ここで注目したい新たな言葉「キレート作用」。
キレートの語源の意味は「カニのはさみ」です。血管の壁などに付着・沈着した重金属をちょうどカニがハサミではさんで掴みとるような働きをする効果のことをこう呼びます。
医療分野では「キレーション療法」といって、静脈点滴にキレート剤を用いる療法があるようです。
でも家庭内で摂取できる野菜でキレート効果があるものがある!!それが「パクチー」!!
パクチーの効能はアンチエイジングとデットックス。特にパクチーのキレート作用は近年とても注目されています!!
有害ミネラルが体内に蓄積されると体内の活性酸素が増え、活性酸素は老化を早めるため、豊富なビタミンによる抗酸化力も高いのでダブルで嬉しいです。
やはり一番良いのは無農薬で作られたパクチーの生葉を食べること。家庭菜園するのが一番いいかもですね。友人にパクチーLOVEが何人かいますが、やはり皆畑でせっせと作ってますね。
私はというと・・・実はパクチーの独特の香りが苦手。ここまでおススメ記事書いておいて(笑)
そんな私の解決方法はアロマ。ここからはアロマ好きの方向け参考情報です。生葉をがっつりいける方はここまでの情報で大丈夫。今まで通り生葉をがっつりで!(笑)
エッセンシャルオイル「シラントロ」
こちらはアロマエッセンシャルオイルの紹介です。「シラントロ」はスペイン語ですが、パクチーのことです。
Cilantro
「さわやかなハーブの香りをもつシラントロ。料理で活躍するだけではなく、食後のスッキリ感や内側からのキレイをサポートしてくれます。」(doTERRA社商品説明より)
安全性品質が非常に高く、経口摂取可能なセラピーレベルのアロマエッセンシャルオイルです。
パクチーの匂いが苦手な私は、これをベジタブルカプセルに入れて飲んでいます。結局は吐く息はパクチーになりますが(笑)
1回2滴ほど。好きな方はコップの水に落としてもよいかもですが、やってみたら家中パクチーの香りになりました。しばらく・・・半日近く香ってます(笑)
アロマにご興味があればご相談にのりますので、「お問い合わせ」フォームよりお気軽にご連絡くださいね。
それでは皆様快適な健康ライフを!!
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・ヒーリング整体や二胡演奏、アートを通して心と身体の健康を応援します。
・高齢者施設等へのボランティアの訪問演奏承っております。
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